大腸カメラ検査とは
大腸カメラは、内視鏡を使用して大腸の内部を観察する検査です。 この検査は、大腸の病変や疾患の診断、スクリーニング(定期的な検査)に使用されます。
患者さんは内視鏡を直腸から挿入し、カメラで大腸の内部を映像で確認することができます。 内視鏡は細い柔軟なチューブで、先端には小さなカメラと光源が備えられています。 大腸の壁の異常やポリープ、炎症、潰瘍、出血などを確認することができます。
当院の大腸カメラ検査の特徴
- 日本消化器内視鏡学会専門医による検査
- 使用機種は OLYMPUS社 EVIS X1/CF-XZ1200I
- 日帰りポリープ切除
- 女性医師による検査が可能
- 二酸化炭素使用により検査後の苦痛を軽減
大腸カメラ検査を受けるタイミング
- 40歳以上で一度も検査を受けたことがない方
- 便潜血陽性であった方
- 弁が細くなった、辛い便秘、長引く下痢、血便などを自覚した方
- 大腸癌を予防したい方
大腸カメラ検査の流れ
01.検査2日前
就寝前に下剤を服用します。下痢症状の方は省略する場合があります。
02.検査前日の昼以降
脂っこいお肉や、揚げ物は控え、うどんやおかゆなど消化のいい食べ物をお召し上がりください。
海藻やきのこ類は腸にとどまりやすいのでお控えください。簡便な検査食の提供も可能です。
夕食は午後21時までにお済ませください。飲み物は21時以降でも飲んでも構いませんが、水・お茶・色のついていないスポーツドリンクのみとし、お酒やジュースなどはお控えください。
夕食後〜就寝前に下剤を服用します。
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03.検査当日の朝
検査までは何も食べないでご来院ください。
水またはお茶は飲んでも構いません。
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04.来院
更衣室で検査着に着替えていただきます。採血やレントゲン検査がある場合もあります。
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05.前処置
下剤を飲みます。
便の色が透明な黄色になるまで待ちます。希望される方には検査前に麻酔の点滴をします。
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06.検査
検査は20分ほどで終了しますが、ポリープを切除する場合はさらに時間がかかる場合があります。
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06.検査後
回復室でしばらく休みます。ガスが出ますので、我慢せず出してください。
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07.ご精算
現金のみでの精算となります。
- 鎮静剤での検査を行った方は、当日の自転車および自動車・バイクの運転は控えていただいています。
大腸カメラ検査の費用
検査(治療)内容 | 1割負担 | 3割負担 |
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大腸カメラ検査のみ | 約2000円 | 約6000円 |
大腸カメラ検査+ポリープ切除 | 約6000-8000円 | 約18000-24000円 |
よくあるご質問
前回3年前に検査しました。検査の間隔はどのくらいが理想ですか
前回の内視鏡検査で異常がなかった場合は3−5年以内に検査を受けることをお勧めします。
検査前にご飯を食べてしまいました。キャンセルになりますか
残念ながら当日の検査はできません。
何歳ごろから検査できますか
15歳以上から検査は可能です。
大腸カメラは予約が必要ですか
予約が必要です。また、事前に一度受診していただく必要があります。
病理検査の結果は電話で聞けますか
可能です。
ポリープ切除した場合、生活の注意点などはありますか
指示期間の間はアルコール禁止、激しい運動禁止、腹圧のかかる行為の禁止をお願いしています。
何歳から検査したほうがいいですか
35歳以上の方は一度検査をすることをお勧めします。